2017/08/29

偉人の言葉が


今、頚椎後弯症の方が通院しています。

年齢は76歳。

頚椎(首の骨)は通常前方に弯曲してるんですが、まったく逆の後ろに弯曲してる状態で、上を向くことができず、常に地面を見てる状態で生活をしています。

首の痛み、右腕のしびれ、腰痛の症状あり。

レントゲンでも確認しましたが、かなり酷い状態。

医師からも以前から手術をすすめられてるみたいなんですが、ご本人は手術はできるだけしたくないということで、わたしの院に来たんですが、もうカイロプラクティックの適応範囲を超えてしまっていて、改善する確率は0%に近い。

昔のわたしなら、もう断ってたなあ。

昔は、改善する可能性がないのに、お金と時間を使って通院してもらうのは申し訳ないと思い、初回時に断っていたんです。

しかし、数年前にある偉人の言葉が、わたしの考え方をガラっと変えてくれました。

それは「マザー・テレサ」

ある日、「なぜ、もう治る見込みの無い人に、薬を与え、点滴を打ち、献身的に看護し続けるのですか?」という質問に、彼女はこう言いました。

「肉体的には無意味なのかも知れません。しかし、人生を終えようとするとき、最後の最後まで人の手に触れ、ありがたいと思えて旅立つことに意味があるんです。」

言葉は少々違うと思いますが、こんな意味のことを話していました。

わたしの仕事は、まず生死に直接関わることはないんですが、この言葉がグサッ!っと心に突き刺さってしまいました。

改善する可能性がないのに、時間とお金を使って通院してもらうのは申し訳ないなんていうのは言い訳で、「あの院に行っても全然治らないよ。」っと言われるのが怖かったのかも知れません。

それ以来、わたしが先に諦めることはやめました。

もちろん、カイロプラクティックの適応外、改善する可能性は低いという現実をお話しさせてもらっていますが、ほんの少しの時間でも、今より楽になればいいし、ちょっとでも進行を遅らせてくれたらいいということなので、現在施術をしています。

どこまでお手伝いできるか未知の域ですが、こんなわたしの手でもすがってくれる限り、頑張ろう!



頭痛・めまい・自律神経失調症専門院
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